NotebookLMは、Googleが提供するAI搭載のノート作成・情報整理ツールです。資料をアップロードしたり、WebページやGoogleドキュメントなどを読み込ませたりすることで、その内容をもとに要約、質問回答、学習ガイド、音声概要などを生成できます。
NotebookLMは自分だけで使う「個人用のAIノート」ではなく、作成したノートブックをリンクで共有し、他のユーザーにも見てもらうことができます。Google公式ヘルプによると、ノートブックのオーナーまたは編集者は、共有設定から「リンクを知っている全員」に公開し、Googleアカウントを持つユーザーに閲覧してもらうことができます。
この記事では、NotebookLMのノートブックをリンク公開する方法、公開時の注意点、うまく共有できない場合に確認すべきポイントを解説します。
本記事の前提条件
本記事のテーマであるノートブックのリンク公開については、無料のGoogleアカウントで利用できるNotebookLMを対象にしています。というのは、有料のGoogle Workpsace版NotebookLMは、リンク公開を行うことができません。本記事は、あくまで無料アカウントによる共有方法の説明になります。
NotebookLMのリンク公開とは?
NotebookLMのリンク公開とは、作成したノートブックに対して共有リンクを発行し、そのリンクを知っているユーザーがノートブックを閲覧できるようにする機能です。イメージとしては、GoogleドキュメントやGoogleスライドで「リンクを知っている全員が閲覧可能」にする操作に近いです。
リンク共有のユースケース
リンク公開を使うことで、たとえば次のような用途に活用できます。
- セミナー資料を読み込ませたノートブックを参加者に配布する。
- 学習用の資料をまとめたノートブックを受講者に公開する。
- 製品マニュアルやFAQをNotebookLMで整理し、顧客に案内する。
- ブログ記事やホワイトペーパーの補足資料として共有する。
NotebookLMのノートブックをリンク公開する手順
NotebookLMのノートブックをリンク公開する基本的な手順は、次の通りです。
① 公開対象のノートブックの選択
まず、NotebookLMを開き、公開したいノートブックを選択します。まだノートブックを作成していない場合は、新しいノートブックを作成し、Googleドキュメント、PDF、Webページ、YouTube動画など、必要なソースを追加しておきます。

② 共有ボタンのクリック
次に、ノートブック画面の右上にある「共有」ボタンをクリックします。

③ リンク公開を選択し設定を保存
共有設定の画面が開いたら、アクセス権の設定を確認します。「ノートブックへのアクセス」で「リンクを知っている全員」を選択し、「保存」ボタンを押下します。

設定を保存したら、共有リンクをコピーします。あとは、そのリンクをメール、チャット、Webサイト、社内ポータル、SNSなどで共有することができます
リンク公開しても閲覧にはGoogleアカウントが必要
閲覧者は、そのリンクにアクセスすることでノートブックを開けますが、「Googleアカウントを持つユーザー」が前提になります。つまり、完全な匿名アクセスというよりは、Googleアカウントでログインしたユーザーが誰でも閲覧できる仕組みと考えた方が良いかもしれません。
公開前に確認すべき注意点
NotebookLMのリンク公開は便利ですが、公開前にいくつか注意すべきポイントがあります。
社外秘のファイルがソースに登録されていないか
必ず、ノートブックに含まれるソースを確認してください。NotebookLMは、アップロードした資料や読み込ませたWebページ、ドキュメントをもとに回答を生成します。ノートブックを公開すると、閲覧者がその内容に基づいて質問できるようになります。社外秘の資料、個人情報、顧客情報、契約情報、未公開の企画書などが含まれている場合は、絶対に公開リンクを作成しないようにしてください。
本当にリンク公開をする必要があるのか?
次に、公開範囲を理解することも重要です。「リンクを知っている全員」という設定は、URLを知っている人であればアクセスできる可能性がある状態です。意図しない第三者にリンクが転送されることもあり得ます。また、閲覧者は編集できないとしても、ノートブック内の情報を閲覧したり、AIに質問したりできる場合があります。できる限り、共有範囲は限定させることをお勧めします。
まとめ
NotebookLMのノートブックは、共有ボタンからアクセス権を変更することで、リンクを知っているユーザーに公開できます。公開リンクを使えば、作成したノートブックを他の人に見てもらい、資料の内容をNotebookLM上で質問・確認してもらうことができます。一方で、リンク公開は非常に便利な反面、ノートブック内の情報が外部に見られる可能性があります。公開前には、ソースに社外秘情報や個人情報が含まれていないかを必ず確認しましょう。
NotebookLMのリンク公開は、単にノートを共有する機能ではありません。資料をAIで読み解ける状態にして届ける、新しい情報共有の形です。ブログ、セミナー、研修、製品マニュアル、社内ナレッジ共有など、公開して問題ない情報であれば、積極的に活用してみる価値はあると思います。













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